iDeCo(イデコ)を始めたのは28歳。掛け金は毎月1万円で積立しています。
始めた理由は人生設計を見直す中で、お金の大切さを再確認し、節税や資産運用をすることを決めたから。ライフプランの見直し方法はこちらから。
そんな私をモデルに、節税効果やどう受け取るのがいいのかまで、シュミレーションしていきたいと思います。
iDeCo(イデコ)の節税効果を20代サラリーマンでシュミレーション
iDeCo(イデコ)は所得から控除されるので節税効果がある
iDeCo(イデコ)は所得から直接拠出金として積立をしていきます。
通常、所得には収入に応じた所得税や住民税が課せられていますが、iDeCo(イデコ)は所得から直接拠出することが出来るので、
- 拠出・積立したお金に課税されない
- 積立金を抜いた所得に対してのみ、課税
つまり、課税されないお金を毎月積み立てていくことが出来る制度なので、節税効果が高いと言われている。
普通に貯金するより、節税が出来るのでお得だ!という話
20代サラリーマンの節税効果をシュミレーション
実際に28歳でiDeCo(イデコ)を始めた私の節税効果をシュミレーションしてみました。
私の御用達、楽天のiDeCo(イデコ)特設サイトを使用しています。
年収420万円、毎月1万円を60歳までの32年間積立していきます。
節税効果としては年間1.8万円×32年間=57.6万円
が期待できます。もちろん拠出金を増やせばさらに節税効果を期待できます。
※楽天証券のシュミレーションページにリンクしてます
節税はできても運用次第な部分もある
画像の中に、運用益、というのがあります。
iDeCo(イデコ)は拠出したお金を積み立てて、資産運用をするかしないか、が選択できます。
iDeCo(イデコ)での資産運用益(=利益)は非課税なので、もちろん運用一択で進めています。
結局は節税のメリットを最大限活かすか、堅実に節税のみするかは、自分たち次第な部分があります。
iDeCo(イデコ)の受け取り方はどうする?
60歳まで積立、運用した資産を受け取る方法は3通りあります。
選ぶ方法によって課税方法が異なるので、知っておいた方がベストです。
結論から。私は退職金が貰えないと仮定しているので、一時金受取り一択で考えています。
iDeCo(イデコ)の受け取り方は3通り
- 一時金として一括受け取り
- 年金として分割受取り
- 一時金と年金の併用で受取り
一時金の一括受取りの場合のシュミレーション
「一時金での受け取り」の場合、「退職所得控除」が受けられます。退職金扱いで受け取り時の非課税・優遇措置があります。
会社員が受け取る退職金については勤続年数に応じて非課税枠があり、その枠をオーバーした分に対しては、半額を課税する優遇措置があります。
会社員で退職金と確定拠出年金の一時金等を複数受け取った場合は、退職所得控除はひとつの枠をシェアすることになるので非効率的な場合が多いです。
20代でiDeCo(イデコ)を始めた場合は、拠出年数=勤続年数となるので、30年間の1,500万円まで控除が受けられます。
年金として、分割で受け取る場合のシュミレーション
iDeCo(イデコ)の資産は分割形式で受け取場合、公的年金扱いとなり「公的年金等控除」の対象となります。
公的年金は「雑所得」に含まれるため、65歳未満の方は年間70万円以内で、65歳以上の方は年間120万円以下で非課税となっています。
少し計算が面倒ですが、iDeCo分割受け取りは、5年~20年の期間で、毎年の受給金額を均等にする必要が無いので、ある程度自由があると思ってください。
ちなみに楽天iDeCoでは、分割受け取りの場合、5年~20年間の期間で、年1回~6回か毎月の7通りで受取りが可能です。
一時金、分割併用受け取りも同じく、一括受け取り金額を決め、分割年数、回数を決めるので、1番自由度の高い方法となっています。
退職金が貰えないと想定しているので、現段階では、一時金受取りを検討
退職金が貰えないと仮定して、iDeCo(イデコ)で600万円程の積立金+運用益になるはずの私は、非課税で受け取ることが出来ます。
現時点では複雑な計算がなく、一時金として一括受取りを想定しています。
節税効果と資産運用が同時にできるiDeCo(イデコ)始めてみましょう
大きな節税効果と、非課税での資産運用。
受け取りの方法は少し頭を使いますが非課税で受け取ることも可能です。
皆さんもぜひiDeCo(イデコ)について考えてみては?始めるのに手続きで数ヶ月かかるので、まずは動いてみてください!
※楽天証券のシュミレーションページにリンクしてます
参考
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